エナドリではなかった
イオンで見慣れないエナドリを見かけたので買ってきた…と思ったらこれはエナドリではなさそうだ。
エナドリに厳密な定義はないと思うが、本製品にはカフェインやアルギニン等覚醒・強壮を促す成分は入っていない。抑制性の神経伝達物質であるGABAが入っていることから、リラクゼーション系のドリンクなのだろう。GABAにの効用については少し後述する。
250ml缶を見るとエナドリと思ってしまうのは悪い癖だ。
さて、FRISKといえばタブレット型の嗜好品として日本でも30年以上販売されているタブレット型の食品だ。スーッとした清涼感が特徴で、目覚ましや口臭対策で買われることが多いだろう。
FRISKを食べた途端にスマートになるCMが有名だ。
本製品FRISK SPARKLING(フリスク スパークリング)はそんなフリスクが新たな試みとして発売したドリンク商品だ。
パッケージ
FRISKのロゴと一緒に気泡と氷が描かれている。文字でもある通り「強刺激」「冷涼感」を期待させるパッケージだ。
エナドリと勘違いして購入したわけだが、GABAってガッツリ書いてあった。
容量・成分
先述の通り容量は250ml。主成分は下記の通り。
エネルギー | 4kcal |
GABA | 28mg |
GABAの効用について少し触れると、
- リラックス効果(副交感神経の活性化)
- 血圧の低下
- 睡眠の質改善(入眠・ノンレム睡眠時間など)
- 肌質改善(ターンオーバー促進・ヒアルロン酸産生)
- 中性脂肪の低下
など、いいことづくめである。
1日に必要な量は30mg以上とされ、100mg摂取した結果上記の効果が出たと報告がある。
リラックス効果や入眠効果は摂取から30分~1時間程度で現れるという。
味
香りは完全に三〇矢サイダー。おいしそうだ…
では、いただきます…
ん…あま…………くない!!!
甘さは少しあるのだが、三〇矢サイダーの香りに騙されて飲むと肩すかしを喰らう。
後味はかなり苦い。ちょっと苦手かもと思うくらい苦い。炭酸は…微炭酸よりやや強いくらいかな。
そしてやってくる清涼感。これはFRISKタブレットを完璧に再現できているスースー感だ。ドリンクなのにスースーの持続力もすごい。
総評
FRISK SPARKLING(フリスク スパークリング)は個人的には尖りすぎている味だと思った。
フリスクを常に携帯し「この清涼感を愛しているぜ!!」という方にはその再現度からおススメできるが、気軽に「これ美味しいよ」と言える商品ではなかった。
飲むのを非常に楽しみに冷蔵庫にしまっていた商品で、コンディションも満を持して風呂上がりの最高の状態で臨んだ。それだけに自分の中で勝手にハードルが非常に高くなっていた可能性がある。
ただし、繰り返しになるが、これほどの清涼感を感じられるドリンクは他に味わったことがない。清涼飲料水を突き詰めた、フリスクのフリスクファンのためのフリスクによる商品としてみれば、妥協のない商品だと言える。
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